40代の妊活40代は妊娠するまでとにかく孤独!

もし、あなたが妊娠を希望していて、そして40代ならば、毎日のようにインターネットで情報を収集していませんか?

私は43歳で妊娠することができましたが、同時に手に入れたものもあります。それは、ネット依存・・・です。毎日、自分と同じ境遇の人を探してネット上を徘徊していました。夜は自宅のパソコンで、仕事中や外出先ではスマホで。

若い妊婦さんならほとんど調べることもないであろう、「AMH検査」とか、「AIH」「IVF」「HCG」・・・どんどん調べることは専門的になっていくんだけれど、それが妊娠に近づいているとは思えない。でも、いろいろな情報を探し出して、自分と同じ状況の人を無理やり探し出して一喜一憂する。自分を自分で励まさなければ誰にも相談できない複雑な感情。

世の中には赤ちゃんなんて欲しくもないのにできちゃう人とか、赤ちゃんを虐待してしまう人とかがいるのに、なぜ自分は?という想い。排卵検査薬でタイミング合わせて体温が下がらないことを毎日祈って、チェックワンファストでフライングを繰り返して。。

もしかしたら、あなたも似た状況にあることを私は知っています

たくさんの情報の中から

ネット上にはたくさんの情報が溢れています。それらは真実のものもあれば、歪められたものもあるかもしれません。

とはいえ、それらの情報は極めて限定的なことも事実だと思うのです。私はもともと理系なので、物事をかなり論理的に考えるタイプなのですが(だからこそ、ネット上でひたすら情報を探していたのですが)、結論的に言えば誰一人として自分と同じ状況の人はいないというのが現実です。

つまり、全ての情報はその人である個人に対する出来事や体験内容であって、全ての人に当てはまるものではないということです。そのことに気付くまで、私はとにかく自分と同じ状況、同じ境遇の人を探して一喜一憂していたのです。

妊娠した時の妊娠検査薬の反応でも、良く考えてみれば、ネットに書き込みをしている人なんて本当にごく一部の人たちだけですよね?あなたは、自分で妊娠に至る経緯をブログなどで公開しているでしょうか。きっと、情報を探すので精一杯ですよね。

私も妊娠することができて、そして、自分のパートナーがパソコンに詳しかったからこんなサイトをつくることができているわけですから。

そして、どうしても「確率」とか「割合」に凄く引っ張られませんか?

例えば、40代の妊娠率は○○%とか、体外受精の成功率は○○%とか。

これって、そういった数値があるならば参考にするのは当然なんですが、仮に妊娠する確率が80%と言われたら単純に喜べるかというと、そんなこともないわけです。なぜならば、自分が20%の中に入ることももちろんあるわけですから。

逆に、妊娠する確率が20%と言われたから即座に諦めるかというと、それも違うと思うんですね。あなただって、今まで受験とか就職とか、さまざまな場面でかなり確率の低い人生の分岐点を突破してきているはずなんです、例えば10%とかの。

ですから、特に神秘や奇跡ともいえる妊娠・出産に関しては確率というものは絶対的に当てはまるものとは言えないんですよね。あくまで確率は限られた統計値に過ぎないのです。

その証拠に、40歳代の堕胎率ってかなり高いんですよ。

結局のところ、40代で妊娠することは簡単ではないけれど、不可能なことでもない、というのが真実であって、それ以上でも以下でもないんだと思うんです。

大切なこと

私はネットでひたすら情報を見るのと同時に、本もたくさん読みましたし、妊娠できるような情報も買い漁りました。

あなたは自分自身が妊娠する上で何が大切だと思いますか?

私が最初、必死に調べていたのは不妊に関する情報なんです。そう、人工授精とか体外受精とか。でも、これって要するに卵子と精子を受精(授精)させる方法であって、大きくは「タイミン」グと「人工授精」と「体外受精」の3つしかやり方はないんです。でも、これで妊娠することができるかというと、それは別の話なんですね。

自分自身の身体を妊娠しやすいように整えていくことが重要ここがポイント  つまり、40代という高齢になってくると、妊娠しやすい身体・妊娠を継続しやすい身体をいかにしてつくるのか、最後はここに行き着くと思うんです。

(自分を高齢というのはなんとも悲しいのですが、40代って妊娠年齢を考えると超高齢なんですよ…)

どんなに体外受精をしたとしても、妊娠しやすい身体になっていなければ着床してくれることはありませんし、妊娠を継続しやすい身体になっていなければ今度はせっかく着床しても上手く育たずに流れてしまう。もちろん、それが卵子の質が悪いということであっても、いかに次の卵子の質を高めるのかというのは、結局は妊娠しやすい身体をつくるということに繋がるわけです。

フライングして検査薬を使っていると、化学流産と呼ばれるものが自分にも起きていることに気付いたのです。受精はしているけれど、自分が妊娠しやすい身体になっていないがために継続できないんですね。もちろん、中には受精が上手くいかなくて人工授精や体外受精を行っている女性も多いと思います。でも、結局はいくら授精(受精)させても、自分の身体がつくられていないと、最終的には妊娠を継続することができないんです。

受精の方法は不妊治療でクリアできても、妊娠を継続させる身体は自分でつくるより方法はないのです

そのことに気づいてから、私はネットで情報を集めたり、本を読み漁るようなことは極力しなくなりました。

そして、妊娠しやすい身体づくりに向けて取り組むことにしたのです。そう、今考えてみれば、どの本にも身体を整えようという趣旨のことが最終的には書いてあったんですね。きっと、あなたが持っている本にも同じようなことが書いてあるはずです。

40代の女性といっても、みんな状況は違います。それでも、妊娠に向けてやるべきことの基本はみんな同じなのではないでしょうか。

私がそれに気付くまで随分遠回りしてしまったような気がしています。一番大事にしなければならない自分の身体のことを放置して、それ以外の情報を探していたんですね。言われてみれば、最近はまともに運動なんてしていないし、食生活も結構いい加減だったし。。

何をするにしても、
本質的なものってシンプルだからこそ重要性に気付かずにスルーしてしまう
んですよね。当たり前すぎて、おざなりにしちゃうんです。

 

 大事なことを気付かせてくれたもの

 

 

 

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